☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

2007年6月23日土曜日

セル・シュウ・シェール





















セル・シュウ・シェール Selle-sur-Cher

ロワールのお城の訪問で、必ず訪れるのがシュノンソー城。
このお城の名城たる所以は、
シェール川の上に建てられていることです。
セル・シュウ・シェールは、このシュノンソー城から、
シェール川を上流に上っていったところにある
可愛らしい町です。

川沿いの町は、砂地か粘土質砂地の土壌で、
それに加えて穏やかな天候が、質の良い草地を作っています。
このような草を食む山羊から生産されるセルのチーズは
風土をそのままに現す「やさしいねっとりさ」のあるチーズです。 
20世紀初頭に地元の農婦が残した記録によりますと、
昔は水切り器にまず土器を使い、
次に錫メッキされた鉄器を使っていたそうです。
木灰入りの塩で加工されていくセルのフロマージュを
本当に味わうには、硬くなった皮まで食べるのがお勧めです。
直径8cm、高さ2.5cm のかわいいセルのチーズは、
味のやさしさによって、日本人の舌にも歓迎されることでしょう。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

皮が硬いのですか!?

FR21 さんのコメント...

皮はちょっと硬いのですが、コリコリしておいしいですよ。
パンやワインといっしょにどうぞ。
(みのりさんは、お酒を飲めない年齢でしたね。)
これを美味しいと思って食べるようになったら、
通といえるかもしれません。

99203katou さんのコメント...

フランスのチーズ食べたいです!
懐かしいですね。
皮は、ナイフで削ってから食べると思いましたが、皮が上手いんですね。
蝋なんかで固めてあるのかと思っていました。
ゆかたの写真集
日本のゆかたの写真集を作ってみました。

FR21 さんのコメント...

表面を蝋で固めてあるのは、
オランダのチーズですね。
黴が嫌だったら、それを削って食べてもいいし、
あるいは、そのまま食べても問題ありません。